Ultima Onlineからさらに進化した完全に3Dのオンラインゲームとして開発されていたがEAの財政事情により開発中止。その直前にリチャード・ギャリオットがオリジン・システムズを退社(解雇)している。
ウルティマオンラインにおけるロード・ブリティッシュのオーダー軍とLord Blackthornのカオス軍が全面戦争に突入、ロード・ブリティッシュが放った強力な魔法が引き起こした時空の歪みにより、ブリタニアは過去の世界および未来の世界とつながってしまう。瀕死の重傷を負ったロード・ブラックソーンは未来世界に逃れ、機械の体を手に入れて再びブリタニアに復讐を開始するというウルティマオンライン後の世界が舞台となる予定だった。
新種族として太古の住人ミーア人、未来の機械文明人ジュカ人が選択可能になり、両文明にちなんだスキルやアイテムの追加が大きな目玉だったが、結局これらの種族および世界設定はウルティマオンラインの拡張パック"Lord Blackthorn's Revenge"(邦題「ブラックソンの復讐」)のバックストーリーとして再利用されている。
また、本作で導入される予定であった一部のシステムは、後にリチャード・ギャリオットが製作の指揮を勤めたタビュラ・ラサでも垣間見ることができる。例えば、一度育てたキャラクタのクローンを作り、新規キャラクターのレベル上げの苦労を緩和するシステムなどがそれである。
(Ultima X Odyssey) "UXO"
2003年8月にウルティマ・オンラインシリーズではなく、あくまでオリジナルタイトルの続編と言う形で3Dのオンラインゲームとして発表されたが、ユーザー間ではUltima Online 2が開発中止になっているので、また開発中止に違いないと予想されていた。そして予想通りに2004年7月に開発中止の発表がなされた。
U9で昇天したアバタールの心が作り出した徳の世界で、様々なクエストをこなしながら徳を高めていくというものになる予定で、プレイ可能な種族も多数用意され、MMORPGの形式をとりながらも、イベントや戦闘エリアを他のプレイヤーと共有しない方式等、当時としては斬新なアイディアが盛り込まれる予定であった。
総集編
Ultimaシリーズは何度か過去作をまとめた総集編のパッケージが発売されていた。
Ultima Trilogy I.II.III
日本語版ではFM-TOWNS向けが発売されている。
Ultima the Second Trilogy IV.V.VI
Ultima I-VI CD-ROM
The Complete Ultima VII CD-ROM
Ultima VIIシリーズ全てを含む
Ultima Underworld I & II CD-ROM
Ultima Underworldシリーズ全てを含む
Pagan:Ultima VIII CD-ROM
Paganの英仏独3ヶ国語版と各々のスピーチパックを含んでいた。FD版と同時発売である。
Ultima Collection "UC"
Ultima I-VIIIを含んでいた。
その他
ゲームボーイ用にOrigin Systemsが関わる外伝が存在した。1、2ともに主人公はアバタールではなく、シャミノ、デュプレ、イオロ、マリアの中から選択する。
Ultima Runes of Virtue(邦題:失われたルーン)
Ultima Runes of Virtue II(邦題:失われたルーン2)
キャラクター
名前表を複数持つキャラクターが存在する。これはU9が移植される際の翻訳時、名前をオリジナルの読みに合わせた事による。
最重要人物
アバタール (Avatar) [登場:全シリーズ]
ウルティマシリーズの主人公。プレイヤーの分身であり、異世界ブリタニア(ソーサリア)へやって来た地球人。ソーサリア世界が危機に陥るたびに現れて世界を救った英雄で、U4では8つの徳を極めてグレート・ステイジアン・アビスからCodex of Ultimate Wisdom(究極の知恵の写本)を持ち帰り、以後「アバタール(徳の化身)」と呼ばれるようになった。
U9で宿敵ガーディアンが自分の分身であったことを知り、結界の中でアーマゲドンの魔法を唱えることでガーディアンもろとも昇天(Ascension)し、最後の冒険を終えた。
U7まではゲーム開始時に性別を選ぶことができたが、U8以降は男性で固定になった。
ロード・ブリティッシュ(Lord British) [登場:Akalabeth,U1,U2,U3,U4,U5,U6,SE,U7,UW2,SI,UO,U9]
ブリタニアの国王。U1ではソーサリアの四大陸を治める8王の一人だったが、モンデインが滅びた際に発生した大地殻変動によって他の大陸が異次元へ消滅し、残されたソーサリアを統一。U4以降は「ブリタニア」と国名を変え、3原理と8徳を基本理念とする善政を敷いた。
もともとは彼もアバタールと同じ地球人であるため、ソーサリア世界では圧倒的な長寿を誇る。后などはいなかったが、U7ではひそかに愛人と隠し子が存在していた。なお、ロード・ブリティッシュ殺しは一部に熱狂的なプレイヤーが居るが、殺せるのはU1,U2,U3とFoV適用後のU7のみ(他の作品でも出来ないことは無いが詳細は英語版を参照のこと)。
イオロたちに陰で呼ばれているあだ名は「Mr. Nose(鼻)」
タイム・ロード,ホークウィンド(Time Lord,Hawkwind) [登場:U3,U4,U7,U9]
生命を超越した精神体で、地球やブリタニアを含む宇宙全体の正しい時の流れを見守る時の番人。
現世に直接介入するような強大な力は持っていないが、異世界を含め様々な知識に通じているため、主にアバタールを導きサポートすることで陰から世界を守っている。
人の姿をとってしばらく地上世界にとどまることもあり、その間は預言者ホークウィンドと名乗っている。
U3ではアバタールにエクソダスを破壊する手順を教えるなど、敵にとっては知られたくない秘密の情報も知っているため、U7ではガーディアンに先手を打たれて霊性の神殿に幽閉されていた。U9では最初のチュートリアル時にホークウィンドとして声のみ登場するが、終盤のダンジョンに時間停止の魔法と彼の書置きが残されており、その署名からタイムロードとホークウィンドが同一人物であることが判明する(ただしそれ以前にもUltima Online関係の国内イベントで作者リチャード・ギャリオットから直接聞いた人が居るらしい)。
アバタール・コンパニオン
U4のアバタールへの試練において、主人公に同行した8人の仲間を指す。(実際は主人公を含めた8人パーティなので、主人公と同じ職業の1人は同行しない)
U4以降もたびたびアバタールの冒険を助け、U9ではガーディアンに洗脳されたり命を落とした者も出たが、最後には全員がアバタールのもとに集って、共にガーディアンの野望を打ち砕いた。
シャミノ(Shamino Salle Dacil) [登場:U1,U3,U4,U5,U6,U7,SI,U9]
U1ではソーサリアを分割統治する8王の1人、ロード・シャミノとして登場。彼の城と領地はモンデインの宝珠が砕けたときに異次元(のちのサーペントアイル)に飛ばされ、SIで再び訪れる事になる。
U4以降は「霊性」の徳を守護するスカラブレイのレンジャーとなり、アバタールの仲間として冒険を助けた。U9では仲間にならなかったが、エセリアル虚空間に単身乗り込んでガーディアンの正体をつきとめた功績は大きい。
シャミノの名前は、リチャード・ギャリオットがゲーム仲間間での自分の名前として実在のフランスの騎士Shimanoから思いついた物らしい(別の説もある)。したがって、彼の容姿はリチャード・ギャリオットと酷似している。
デュプレ(Dupre) [登場:U2,U3,U4,U5,U6,U7,UW2,SI,U9]
U2ではプレイヤーの名前としてマニュアルに登場。U3ではNPCのひとりとして、ブリテインの酒場で会うことができる。「名誉」の徳を守るパラディンだが、酒と女好きな一面も持つ。ガーゴイル戦争後にロードブリティッシュによってナイトに叙せられ、以後サー・デュプレと呼ばれるようになった。
SIではアバタールの身代わりとなって焼身自殺し、カオス・サーペントの一部となったが、U9で霊性の神殿の浄化とともに復活した。
モデルは、作者リチャードの親友グレッグ・ダイクスである。
イオロ(Iolo FitzOwen) [登場:U1,U2,U3,U4,U5,U6,U7,UW2,SI,U9]
U1から城の道化師、または吟遊詩人として登場していた。U4より「慈悲」の徳を守るブリテインの吟遊詩人としてアバタールの冒険に同行する。国民的歌謡「ストーンズ(Stones)」を作曲するなど音楽の腕もさることながら、クロスボウを愛用する一流の弓師でもあり、U6、U7では弓矢店Iolo's Bowも経営していた。グウェノという妻がいる。
モデルは、作者リチャードの親友デイビッド・ワトソンである。
マライア,マリア(Mariah)[登場:U4,U5,U6,U7,U9]
ムーングロウ出身の女性魔法使いで、ライキュームで働いている。U6ではガーゴイルの予言書を解読するという重要な役割を果たした。
日本語版「ウルティマ 黒騎士の陰謀」では顔グラフィックが大幅に変更され、賛否両論の議論が展開された。
ジョフリー(Geoffrey)[登場:U4,U5,U6,U7,UW2,U9]
「武勇」の徳を体現する勇敢な戦士。出身はジェローム。U6以降はロード・ブリティッシュのボディガード兼衛兵隊長となっており、冒険に参加する機会は少ない。
UW2では非常に人相の悪い顔グラフィックが使用されている。その理由は謎である。
ジャーナ,イアナ(Jaana))[登場:U4,U5,U6,U7,U9]
ユーの女性ドルイド僧。「正義」の徳を守る公正な人格者であり、ブラックソーンの圧制下ではレジスタンス活動に加わっていた。
男勝りな性格であり、与えられる任務は危険である程喜んで引き受ける。
ジュリア(Julia))[登場:U4,U5,U6,U7,U9]
ミノックで細工師職人をしている女性で「献身」の徳の擁護者。性格は豪快で明るい。アバタールに片想いしていた。
カテリーナ,カタリーナ(Katrina))[登場:U4,U5,U6,U7,U9]
ニューマジンシアに住む羊飼いの女性。住民の驕りによって壊滅した旧マジンシアの生き残りとも言われている。「謙譲」の徳を守るだけに物静かで控えめだが意思は強く、U9でコンパニオンのほとんどがガーディアンに洗脳されて敵になったときも、彼女だけはアバタールの味方だった(謙譲の徳を失って高慢になってはいたが)。
その他重要人物
ホークウィンド(Hawkwind) [登場:U3,U4]
主人公の徳の状態について教えてくれた予言者。U3にも同名の地図職人がいたと伝えられているが、同一人物かは不明。U9では、その正体がタイム・ロードだったということが明かされる。
バーズテイルの作者ロー・アダムズIII世の別名であり、U3,U4に彼が関わったことを意味している。なお、同氏が製作に関わっているウィザードリィ4にもスカラブレイ出身の忍者ホークウィンドが登場する。
グウェノ(Gwenno) [登場:U1,U2,U3,U4,U5,U6,SI,U9]
イオロの愛妻。ブリタニアの国民的歌謡「ストーンズ(Stones)」の作詞者でもある。
SIのヒロインといえる(仮にヒロインがいるならば!)。
ニスタル(Nystul) [登場:U6,U7,UW2]
ロード・ブリティッシュの側近の宮廷魔法使い。
チャクルス(Chuckles) [登場:U3,U4,U5,U6,U7]
ロード・ブリティッシュ城にいる道化師。無意味な言動でアバタールをしばしば翻弄する。
通称「鍵」。
シェリー(Sherry) [登場:U6,U7]
人語を話す不思議なネズミ(♀)。沢山の物語を知っていて、ロード・ブリティッシュは彼女から物語を聞くのが楽しみだったという。アバタールの仲間になって冒険を助けたこともある。
ウィスプ(Wisp) [登場:U4,U5,U6,U7]
U4,U5ではモンスターとして登場したが、実は異世界Xoriniaからの使者である。U6以降は彼らと会話することが可能になり、重要な情報を得られた。また、唱えるとブリタニアの住民を死滅させる危険なアーマゲドンの魔法を貰うこともできた。
スミス(Smith) [登場:U4,U5,U6,U7]
人語を話す不思議な牡馬。剽軽な性格で、ヒントと称してシリーズ前作の重要情報を話し、アバタールの神経を逆なでするのを得意とする。
U4ではポーズの村にいたが、その後はイオロに飼われたらしく、U5,U6,U7では彼の家にいた。U9では数年前に起こった暴動に巻き込まれて死んでしまい、登場しない。
セントリ(Sentri) [登場:U4,U5,U6,U7]
U4ではサーパンツ・ホールドを治める男爵として登場。U5以降は一介の戦士としてアバタールの冒険にたびたび同行したが、U4の彼と同一人物かどうかは不明である。
ジョン船長(Captain Johne) [登場:U5,U6]
船が難破して地下世界に漂着した際、乗組員が発見したモンデインの宝珠のかけらに惑わされて乗組員を殺害、その血を浴びた3つのかけらから三体のシャドーロードを生み出す結果となった。正気に戻ってからは自分の行いを悔い、罪を償うためにアバタールに同行を申し出る。(U5)
その後は船長稼業に戻っていたが、ガーゴイル族によるブリタニア侵攻が始まると、船長仲間に変人扱いされながらも単身ガーグランドに赴いてガーゴイルの文化や侵攻の理由を調査し、ガーゴイル族が必ずしも敵ではないことを突き止め、アバタールに彼らとの対話をうながす。(U6)
スーテック(Sutek) [登場:U5,U6]
孤島で単身シャドーロードの研究を重ね、シャドーロードを完全消滅させる方法を突き止めた。(U5)
しかしながら研究を通じて精神を病んでしまい、廃墟となったブラックソーン城に住み着いてあやしげな動物実験を繰り返すようになっていた。(U6)
クエントン(Quenton) [登場:U6,U7]
スカラ・ブレイの漁師だったが何者かによって殺害され、幽霊となって街をさまよっていた。(U6)
U7でも死者の町となったスカラ・ブレイに登場し、ようやく事件の真相を語る。
ホランス(Horance) [登場:U6,U7]
スカラ・ブレイ北の孤島に住む魔法使いの老人。常に韻を踏んだ詩の形式で話すため内容は難解でなかなか要領を得ない。U7では不死になる研究に失敗して悪霊リッチになってしまい、住民を滅ぼす原因となってしまった。
ナンナ(Nanna) [登場:U7, UW2]
ロード・ブリティッシュ城内の育児室で働いており、その他の雑用もこなしている初老の女性。
経済発展の下で地域社会の絆が薄れる中、人々の連帯を説くフェローシップ教団に共感して入信。しかし自身の強い信念ゆえであったため、彼女を手先として利用するためにガーディアンが持ちかけた取引は一蹴。
Underworld2で最も恐れられている存在。会話で彼女の機嫌を損ねたままにしていると、必須シナリオがそれ以上進まなくなるという恐ろしいバグが起きる。
グレート・アース・サーパント(Great Earth Serpent) [登場:U3, SI]
Serpent Isleを守護する三大蛇の筆頭格で、「秩序」を司るオーダーサーパント、「混沌」を司るカオスサーパントの間の「均衡」を司る大いなる地の大蛇。
エクソダスが居城の防御とするためにグレート・アース・サーパントをさらったことを契機として、Serpent Isleではオーダー軍とカオス軍の間で「不均衡戦争」(War of Imbalance)と呼ばれる大戦が勃発。長い膠着状態の末、最終的にカオスサーパントが倒されオーダー軍が勝利したものの、死んだカオスサーパントの魂が分裂して3体の悪霊「カオス・ベイン」を生む結果となり、その無差別大量虐殺により人口が激減。またそもそもカオスサーパントなしに単体では存在し得なかったオーダーサーパントも意識を失い、大蛇の加護を失ったSerpent Isleの旧文明は急速に衰退して滅亡した。
アバタールが長らく散逸していた神具を探し出し、均衡の大神官の儀式を執り行ったことで封印がとけて復活した。
ガラモン(Garamon) [登場:UW1]
アバタールの夢の中に現れる魔術師の亡霊。アバタールをブリタニアに召喚し、弟の暴走を止めさせようとする。
「休息」をすると稀に現れ、ヒントや励ましの言葉をかけてくれる。物理的には、「ガラモンの骨」として登場するだけである。
デボン(Devon) [登場:U8]
ガーディアンによって海に投げ込まれたアバタールを救う命の恩人。テネブレの海岸で漁師を営む、温和で度量の大きい人物。実は、本人も知らない大きな秘密を抱えている。
ミスラン(Mythran) [登場:U8]
高原に住む魔法使い。巨人の力を借りない独自の魔法(秘術)を研究している。アバタールがモーゲイリンから脱出する方法を知る唯一の人物である。
マルチーア(Malchir) [登場:U8,U9]
炎の巨人パイロスの力を借りる魔法使い「ソーサラー」たちの師匠。性格は非常に偏屈で攻撃的。モーゲイリンから脱出するのに必要なあるものを持っているため、アバタールはやむなく彼を殺してしまった。
U9では、パイロスをブリタニアへ召喚する方法を聞き出すために、彼の霊と会話することになる。
ビビドス(Bibidos) [登場:U8]
地の巨人リソスの力を借りる魔法使い「ネクロマンサー」の一人。後に、ネクロマンサーの師匠となる。性格はいたって平凡。ネクロマンサーのなり手不足と、ある大きな問題について頭を抱えている。
彼の師匠ロシアンは寝たきりの状態にあるが、その力を侮ってはいけない。
アラミナ(Alamina) [登場:U8]
テネブレの王宮で働いている召使。宰相のサルキンドに小姑的なイジメやセクハラを受けながらも、一生懸命に働いている。あるイベントでお世話になる。
デボンにあこがれている。
サムヘイン(Samhayne) [登場:U9]
海賊の根城バッカニアーズ・デンを仕切っている顔役の男性。ガーゴイル戦争時にエセリアル虚空間に戻されたはずのコデックスをなぜか所持しており、これを交換条件にアバタールと取り引きするといった狡猾な面も見せるが、無数の孤児を引き取って養子にしたり、人買いに売られた少女を助けるなど根は慈悲深い人物。
実はガーディアンから脅迫されており、バッカニアーズ・デンを守るためにガーディアンの指示に従ってアバタールと接触したが、後にアバタールにすべてを打ち明ける決心をしたためにガーディアンに連れ去られて殺された。
レイヴン(Raven) [登場:U9]
サムヘインの部下の若い女性。彼の命令でアバタールに同行し、アバタールとの冒険を通じて次第に愛情を育むようになる。
レイヴン自身も知らされていなかったが、サムヘインの実の娘だったことが彼の死の間際の告白で明らかになる。
主要悪役
モンデイン(Mondain) [登場:Akalabeth,U1,U6,UO]
暗黒の力を生み出す不死の宝珠「ブラックジェム」の力でソーサリアを支配しようとした悪の魔法使い。そのブラックジェム内にソーサリアの投影を閉じ込めることで完全に支配することに成功したが、まだその強大な力を手に入れる以前の千年前の時にさかのぼった勇者(後のアバタール)に倒された。U4では彼の遺物である頭蓋骨がアイテムとして登場する。また、U6では「統制」の原理の体現者としてガーゴイル世界で祀られていた。
ミナックス(Minax) [登場:U2,U6]
モンデインの弟子で妻(愛人?)でもあった魔女。モンデインを殺した主人公に復讐するため地球を襲撃。歴史が始まる以前の「伝説の時代」から地球の歴史に介入して操作し、破滅に導こうとした。U6では「情熱」の原理の体現者としてガーゴイル世界で祀られていた。
エクソダス(Exodus) [登場:U3,U6,U7FoV]
モンデインとミナクスが生み出した謎の存在。ミナクスの死から二十年後、Isle of Fire(炎の島)とともに海中から出現すると、ソーサリアの侵略を開始した。正体は、モンデインが未来世界から持ち帰ったコンピューターだった。U6では「勤勉」の原理の体現者としてガーゴイル世界で祀られていた。
ダークコア(Dark Core) [登場:U7FoV]
Isle of Fireに残されていたエクソダスの中枢部分。Isle of Fireの再浮上とともに活動を再開しようとしたが、アバタールによってエセリアル虚空間に追放された。
シャドーロード(Shadowlord) [登場:U5,MD]
ブラックジェムの破片から生まれた三体の悪霊。地下世界に迷い込んだロード・ブリティッシュを幽閉し、代理としてブリタニアを治めるブラックソーンを陰で支配していた。愛、真実、勇気の三原理の対極が具現化した姿でもある。
アスタロス(Astaroth)
「愛」の対極、「憎悪」の化身。
ファウリネイ(Faulinei)
「真実」の対極、「虚偽」の化身。
ノスフェンター(Nosfentor)
「勇気」の対極、「臆病」の化身。
ロード・ブラックソーン(Lord Blackthorn) [登場:U5,UO,U9]
ロード・ブリティッシュの不在時に、代理としてブリタニアを統治していた重臣。シャドーロードに操られ、極端に曲解した徳の実践を強制する悪政を敷いて国民を苦しめたが、シャドーロード消滅後は正気に返り、国家を混乱させた罪を受け入れて自らエセリアル虚空間に消えた(U5)。だが、今度はそこでガーディアンに見入られ、彼の配下となってしまう。ガーディアンに新たな力を与えられてブリタニアへ帰ってきたブラックソーンはまたも悪の限りを尽くすが、最後にはガーディアンからも見放され、ロード・ブリティッシュとの一騎打ちで倒された(U9)。
ビーシ イズミル サイド トレハ シェブロ マイラー ホウオウ マドレーヌ マルチビ チャー ピナクル マックス エデン 恋のラジオ 桔梗ナビ 桜桃 セリ対策 テナント メンタル スペー パワー あぴお スタート ジョイ ナビゲ レバー支援 トルマン アポク オフライ フォートラン まっち レンゲ ブラウザー ビネガ ナイト テオプ ふぁんでる ヨットパ まぜり タイザー チケット サラシア 秋の夕暮れ ジンギ スタンス ロールフ えせん バック オイディ コスト
ガーゴイル(Gargoyle) [登場:U3,U5,U6,U7,SI,U9]
U3,U5ではただのモンスターの1つだった。U6からは赤い肌をした人型モンスターで、冒頭でアバタールを処刑しようとする。独自の文明・言語・文字を持っており、さらにブリタニアとは異なる3原理と8徳を信奉していた。ガーゴイル族に言わせればアバタールは自分達の所有物であったCodex of Ultimate Wisdomを盗み、さらにガーゴイルの住む世界を破滅に追いやった大罪人である。後にアバタールの贖罪によりブリタニアと和解した。
ロード・ドラクシヌソム(Lord Draxinusom)[登場:U6,U7]
ガーゴイルの王。
フェローシップ教団(the Fellowship) [登場:U7,SI]
ガーゴイル戦争の終結後にブリタニアで一大勢力となった新興宗教団体。ブリタニア各地に支部を置き、慈善事業などの社会奉仕活動を通じて信者を増やす一方、その実体はガーディアンの手先となって国家転覆を目論む反体制組織。陰では教団にとって邪魔な人物や教団の危険な正体に気づいた人々を次々に暗殺し、ロード・ブリティッシュやアバタールの暗殺計画も企てていた。
「Strive for unity(連帯のための闘争)」「Trust thy brother(汝の兄弟を信ぜよ)」「Worthiness precedes reward(報われるためにはまずふさわしくあれ)」という3つの教義を掲げ、各自の「内なる声」に耳を傾け、その言葉に従うべきことを説いていたが、その真の意図はガーディアンにとって操りやすい人々を大量生産し、ガーディアンをブリタニアに召喚する「ブラックゲート」建造に動員することであった。
アバタールの活躍によってその実態が明らかになり、ロードブリティッシュによって非合法化され解散。
なお、フェローシップの名前の由来は、作者リチャードが愛読しウルティマの世界観にも大きな影響を与えた「指輪物語」の第2部「指輪の仲間(The Fellowship of the Ring)」からである。
バトリン(Batlin) [登場:U7,SI]
フェローシップの教祖で、Elizabeth、Abrahamと並ぶ教団創設者のひとり。温厚な宗教者としての表の顔を持つ一方、裏ではガーディアンの手先となってその計画の全てを指揮していた。
U7のマニュアルは入信者のために彼が著したパンフレットの体裁をとっており、表面上は徳やアバタールを礼賛するように見せかけながら、実際はそれらへの誤解、偏見を巧妙に植え付ける内容になっている。
アバタールによってブラックゲートを破壊された際に逃亡し、ガーディアンの指令でSerpent Isleに脱出。超常気象によるブリタニア破壊を企てていたが、やがて自らガーディアンに匹敵する力を得る野望を持つに至り、自らの体に取り込むため、封印されていた悪霊Chaos Baneの力を解放。しかし既に彼の変節を察知していたガーディアンの罠にかけられ死亡した。
フック(Hook) [登場:U7]
鉤爪状になった片腕の義手が特徴の海賊。U7冒頭の殺人事件の容疑者として早くから浮かび上がっており、実際に一連の事件の犯人である。正体はフェローシップの裏の大幹部で、教団にとって邪魔な人間の暗殺を請け負う殺し屋だった。
四大巨人(Titans) [登場:U8]
モーゲイリンを支配させるためにガーディアンが生み出した四体の巨人。地水火風の四大元素が具現化した姿であり、強大な力を持っている。モーゲイリンにおける魔法のほとんどは彼らの力を借りて行うものである。力の源であるブラックロックの石片をアバタールに奪われたことにより消滅した。
リソス(Lithos)
大地と生命の力をつかさどる地の巨人。傲慢不遜な性格の持ち主。
ハイドロス(Hydros)
水と嵐の力をつかさどる水の巨人。狡猾な性格の持ち主。
ストラトス(Stratos)
大気と癒しの力をつかさどる気の巨人。慈愛に満ちた性格の持ち主。
パイロス(Pyros)
炎の力をつかさどる火の巨人。暴力的で残虐な性格の持ち主。U9ではアバタールの召喚に応えて出現し、アバタールをアビスへ引きずり込んだ。
ガーディアン(Guardian) [登場:U7,SI,U8,U9]
U7よりブリタニア征服を企てた最強最後の悪の権化。赤い鱗に覆われた巨人のような姿をしている。エセリアル虚空間を本拠地として、地球やモーゲイリンなど複数の別世界へも干渉する力を持ち、中でもモーゲイリンは前述の四大巨人を使ってほぼ掌中に収めている。
U7ではバトリンを操って自身をブリタニアへ召喚するブラックゲートを作らせようとしたがアバタールの妨害にあって失敗し、SIの最後にアバタールを別世界であるモーゲイリンへ放逐。その間に力を得たためかブリタニアに出現することも可能となり、U9ではエセリアル虚空間にいたブラックソーンを配下におさめて本格的な侵攻を開始。悪の波動を放つ巨大な柱を出現させ、人々の心を悪に傾けると同時に二つの月をブリタニアへ引き寄せて衝突させ、最大の破滅をもたらそうとした。
スカラ・ブレイの街を一瞬にして焦土に変えた(U9)ほどの強大な魔力の持ち主でありながら、力による直接的な征服は行わず、バトリンやブラックソーンなどの人間を手先にして行動させたり、巨人を使った偽りの救出劇を演出したりといった間接的な手段をとる。これらは一見回りくどいようだが人々の心を征服するという点では絶大的な効果をあげており、U7ではブリタニア国民の多くがフェローシップ教団に加入し、U8のモーゲイリンでは巨人が神にも等しい存在として崇拝され、U9では前述の柱を使って人々の心を腐敗させ、イオロらアバタール・コンパニオンを洗脳して配下にしている。
正体は主人公がアバタールに昇華した際に切り離された悪の部分がエセリアル虚空間で実体化した存在であり、いわばアバタールの分身である。そのため、アバタールによる攻撃では倒すことができず、ガーディアンへの攻撃のダメージは全てアバタール自身に返ることになる。それはガーディアンにとっても同様らしく、ブリタニア征服を妨げる最大の要因であるアバタールを殺そうとはせず、自身の力を見せ付けたり敢えて自分を攻撃させるなどして無力感を味わわせ、反抗する力を奪おうとしていたようである。
U9の最後では、アバタールとコンパニオンの協力により柱は無力化され、月の衝突は未然に防がれる。そしてアバタールのアーマゲドンの呪文で解体され、アバタールと再統合して昇天。アバタールとともに永遠にブリタニアから姿を消した。
※U5,U6に登場するCodex of Ultimate Wisdomの門番も同名であるが無関係と思われる。
世界観
徳と原理
三つの原理
愛(Love)
真実(Truth)
勇気(Courage)
作中では「オズの魔法使い」で主人公の仲間達が求めたものを三つの原理に重ねる描写がある(案山子が求めた頭脳→真実、ブリキの樵が求めた心→愛、ライオンが求めた勇気)。